ウィズコロナの時代に
2学期が始まって1週間が過ぎました。猛暑が続いており、グランドや体育館で子供たちが思い切り体を動かすことができないのがとても残念ですが、最近は将棋やオセロ、カードゲーム等で上手に過ごせるようになってきました。
さて、今週の水曜日には、立山の校外学習に行ってきました。まず、天候に恵まれたのが一番でした。日差しは強かったのですが、気温は20~22度と過ごしやすく、とても良い状況の室堂を体験できたのは子供たちにとって幸せなことだなと思いました。加えて、コロナ禍のため、個人旅行客は見られたものの、団体客は福光中部小学校だけという状況も、余計な接触を避けるという意味で大変ありがたかったです。
この立山校外学習の中で、いろいろな意味で子供たちにとって印象深かったのは室堂山登山だと思います。標高2,675mの山で、往復1.1㎞の軽登山と考えていたのですが、子供たちにとっては結構きつい山だったようです。そのような中、子供同士で声をかけ合い、励まし合っていたのが素晴らしいと思いました。
それから、地域の方がガイドとして参加してくださったのも、子供たちの体験をより充実したものにするために、非常に大切なことだと思いました。3名のガイドの皆さん、ありがとうございました。
到着式の中で、「今日感じたことは必ずお家の方に伝えてくださいね。それが快く送り出してくださったお家の方へのお礼になります。」と子供たちに言いましたが、子供たちはどのような話をしたのでしょうか。
いつものような立山登山はできませんでしたが、立山の雄大な自然を味わい、登山の厳しさと魅力は感じることができたのかなと思います。室堂山登山の途中、登山をしておられる方から、コロナ禍の中でもこのように子供たちに山の魅力を体験させるのは素晴らしいと福光中部小学校の取組をほめていただきました。
昨日は、給食時の校内放送でミニ運動会の結団式をしていました。各団の代表の「みんなで集まることはできませんが、」という言葉に少々寂しさは感じるものの、できる範囲で精いっぱいやろうとしている子供たちにすがすがしさを感じました。
ウィズコロナの時代、いつものような100%の行事を行うことは困難です。しかし、安全対策に関する情報を集め、工夫しながら50~60%の行事でも行うことで子供たちの望ましい育ちにつなげていきたいと考えています。