刀利ダム見学
今日、4年生は社会科の「郷土をひらいた人々」の学習で、刀利ダムを見学しました。昔の小矢部川は、福光よりずっと上流の綱掛(福光温泉のあたり)まで舟運があったほど、今とは水量が全く異なるものでした。小矢部川の下流では、大雨のときは洪水に悩まされたり、日照りで水不足のときには人々の間で争いが起こったりしたのです。この状況を根本的に解決したのが「刀利ダム」です。ただし、当時、上流の刀利には豊かな自然とそこに古くから暮らす人々がいました。ダム建設には、多くの方の苦しみや願いが深く関係していたのです。当時の人々の思いが詰まった「刀利ダム」を目の当たりにして、子供たちはこれまでの自分の追究に、どんな考えを付け加えるのでしょうか。